車のトラブルと聞いて、何を思い浮かべますか?
ガス欠やパンクなど様々なトラブルがありますが、中でも1番多いのが「バッテリー上がり」です。
そこで今回は、バッテリーが上がってしまう原因と対処法をご紹介します。
1.自動車でバッテリーの役割は始動
車にはバッテリーが積まれていますが、何に使われているかご存知でしょうか。
真っ先に思い浮かべるのは、カーナビやステレオ、携帯の充電器などの電気製品の使用でしょう。
しかし、一番重要な役割は「エンジンの始動」です。
車には、エンジンを始動させる為にスターターモーターという部品が使われています。
そのスターターを動かす為に必要なのが電気=バッテリーです。
つまり、バッテリーが上がってしまうとエンジンはかかりません。
ですので、車を動かす上でタイヤやガソリンと同じくらい重要な部品という事になります。
2.自動車のバッテリー上がりは電気の使い過ぎが原因
何故バッテリー上がりが発生するのかと言うと、ズバリ「電気の使い過ぎ」です。
車を動かしている途中では、バッテリーが上がる事は基本的にありえません。
それは、エンジンが回転している時はオルタネータという部品で発電している為です。
エンジンがかかっていない=発電していないということになるので、必要な電気はバッテリーから消費されることになります。
そして、バッテリーの電気容量が無くなる事でバッテリー上がりが発生します。
多いのが、駐車場に駐めた時のヘッドライトや、ルームランプの着けっぱなしです。
夜なら一目瞭然ですが、昼間だと気づかない事があります。
また、アイドリングストップ自体は良い事ですが、エンジンを切ってカーナビでテレビを見たり、音楽をかけているとバッテリー上がりが発生してしまいます。
そして、盲点なのがコンセントです。
もともと車についているものであればリスクは減りますが、カー用品店などで売っている後付けタイプの中には、エンジンがかかっていなくても電気を消費するタイプがあります。
車内でコンセントが使える事自体は便利ですが、取り付ける際には確認が必要です。
3.自動車バッテリーの経年劣化にも注意
古いタイプのバッテリーではバッテリー液の補充が必要でしたが、最近ではメンテナンスフリーのバッテリーが多く販売・取り付けされています。
近年、ディーラーなどでも取り扱いが増えているので、多くの車が使用していることでしょう。
しかし、メンテナンスフリーのバッテリーでも経年劣化は起こります。
使用期間が長くなったバッテリーは、新品に比べて容量が減っていることがあり、さらに使いすぎが重なればバッテリーが上がるリスクが増えてしまいます。
通常2~3年が寿命と言われていますので、車検時に点検して注意しておく事をオススメします。
4.バッテリー上がりは冬に特に注意が必要
もっともバッテリー上がりのトラブルが増えるのが冬です。
バッテリーは寒さに弱く、気温が下がる事で性能も落ちてしまいます。
街中では何ともないとしても、旅行や出掛け先の気温がマイナス数℃になっていればトラブルの原因になります。
また、エンジンオイルが固くなり事で始動の負荷も高まるので注意が必要です。
5.バッテリーが上がった時は基本的に交換する
バッテリーが上がってしまったら、基本は交換です。
頻度は高くありませんが、バッテリー自体は消耗部品なので交換をオススメします。
「バッテリー充電器」というものが販売されていますが、新品同様に復活するわけでは無いので交換した方が安全です。
しかし、応急処理として行えるのが「ジャンプコード」または「ブースターケーブル」による充電です。
これにはもう1台の車が必要になるので、同伴車がいる場合にのみ使える方法です。
また、普段からジャンプコードを積んでいる人は少ないでしょう。
そんな時には、近くにガソリンスタンドがないか探してください。
お店のご好意で、貸してもらえる事があります。
その際に、料金がかかることもありますので注意してください。
あくまで応急処理なので、早めに交換する事をオススメします。
6.バッテリーが上がったらまずは自動車保険を確認
バッテリーが上がってしまいったが、同伴車やガソリンスタンドも無い。
そんな時にはロードサービスを使いましょう。
ロードサービスと聞くと思い浮かべるのが「JAF(ジャフ)」です。
しかし、JAFは基本的に会員向けのサービスなので、会員で無い場合には料金が多くかかってしまいますので、注意が必要です。
そこで確認してもらいたいのが、任意で入っている自動車保険です。
最近の自動車保険にはロードサービスが付帯されているものも多くあります。
また、自動車保険に入っていない人も少ないので、1度内容を確認しておきましょう。
出発前にはバッテリーなど車の点検を
バッテリー上がりが発生する原因と対処法をご紹介しました。
せっかくのお出かけで、トラブルに見舞われるとケチがついた様な沈んだ気持ちになります。
まずは、トラブルを発生させない為に確認を怠らない様にしましょう。
また、発生してしまった時には、慌てずにご紹介した対処法を試してください。
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