高級車と言われて皆さんが思い浮かべるメーカーはどこでしょうか?
一番メジャーなのはベンツなどドイツの高級車ですが、イタリア車も有名ですよね。
どちらかというと高級車というよりスーパーカーのイメージが強い国でもあります。
それでも値段がとても高いので高級車というくくりであることは間違いないですよね。
そこで今回はイタリアの高級車メーカーについてご紹介します。
1.イタリア高級車の特徴は?
その国々で気候や国民性が違えば、作る車も違いが出ることは当り前ですよね。
例えば、国産車は壊れにくいという特徴があり、ドイツ車は走行性能が総合的に高いです。
では、イタリア車はどのような特徴があるのでしょうか?
イタリアといえば芸術、グッチやプラダなどのブランド品を想像しますよね。
そのイメージ通りに、車もオシャレで洗練されたデザインが多いです。
特にイタリア高級車を代表するフェラーリランボルギーニマセラッティはうっとりするような外見で、インテリアも細部にまでこだわっていることが人気の理由です。
また、FIATやアルファロメオなんかは庶民でも手が届く価格帯ですが、デザインや性能に一切の妥協がなく憧れでもあります。
2.世界を魅了するフェラーリ
車に詳しくない人でも、必ず振り返ってしまうほどの存在感があるフェラーリ。
赤と言って連想するのはフェラーリではないでしょうか?流れるような美しいボディにハイパワーのエンジンで走行性能はピカイチです。
数あるフェラーリの車の中でも別格の存在感をまとっているのが「エンツォフェラーリ」です。
フェラーリの創業者であるエンツォの名を冠したモデルで、F1で培った技術をふんだんに盛り込んでいます。
F1の技術をそのままコストを度外視で導入できるのは、世界でもフェラーリだけでしょうね。
繊細な車ですので、故障は国産車に比べれば格段に多いですが、それすらも愛せるくらいの車好きにはたまらないのがフェラーリの魅力です。
また、フェラーリは公道ではなくレースありきの車を作るので、FXXなどの公道を走れないモデルも存在しています。
あくまでもレースを主眼に置き、その技術を市販車にフィードバックするというのがフェラーリの車開発のパターンで、他のメーカーにはない特徴です。
3.打倒フェラーリが生んだ、ランボルギーニ
闘牛のマークが荒々しさを感じさせるランボルギーニ。
フェラーリの跳馬に対抗して闘牛が選ばれたというエピソードがあるくらいフェラーリに対して対抗心を燃やしています。
元々は耕運機などの農業機械を作る会社でした。
現在でも農地をランボルギーニのトラクターが走っているのを見かけます。
その影響かわかりませんが、車のデザインでは、フェラーリが美しい曲線であるならば、ランボルギーニは直線的でエッジの効いたデザインで力強さを感じます。
そのエッジの効いたデザインの代表格が皆さんもご存知の「カウンタック」です。
スーパーカーの代名詞ともいえる存在で、スーパーカーブームの主役でもありました。
そして、カウンタックのもう一つの特徴がガルウィングですよね。
縦方向にドアを開けようなんて誰が考えたのか知りませんが、とてもかっこいいでしょう。
また、車種のアヴェンタドールやウラカンなどは全て闘牛の名からつけられており、名前からも力強さを感じます。
4.マセラッティは落ち着いたイタリア高級車
あまり知名度が高くないマセラッティ。
しかし、歴史は深く戦前からスポーツカーを作り続けてきた歴史があります。
ではなぜ知名度が低いのかというと、受注生産であることや、工作ロボットを使わないでできるだけ手作業で丁寧に作ることを大切にしており、生産台数が少ないことがあげられます。
スーパーカーに近いグランツーリスモを販売していますが、それと並行してセダンタイプのクアトロポルテやギブリを生産しており、幅広い支持層が購入できますよね。
いわゆる4ドアスーパーカーの元祖でもあるのがマセラッティです。
そして、ランボルギーニやフェラーリに先駆けてSUVタイプの車「レバンテ」も発表しており、新たなイタリア高級車の境地を切り開いているのが特徴てきですよね。
最近では、日本での輸入割合も増えてきており、街中で見かける機会も増えたのではないでしょうか?家族が出来てスーパーカーに乗る夢をあきらめていた方にはオススメの車と言えるかもしれませんね。
イタリア車の醍醐味を知ろう
イタリアは職人が多く、一つ一つの物づくりに高いクオリティがあります。
madeinItalyが世界的に価値がるのもこのためで、いいものを長く使うという国民性です。
車も例外ではなく、一切の妥協はなく、特にデザインは洗練されており、イタリアの美的センスの高さをうかがい知ることが出来ます。
もちろん、室内の質感からも高級感を味わうことが出来、細部にまでこだわった作りがいかにもイタリアの高級車らしく、オーナーに満足感をもたらしてくれることでしょう。
そのこだわりが世界中の人々に憧れや、夢を与えているのでしょうね。
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