軽自動車が煽られやすい理由とは。なぜ煽られてしまうのか

最終更新日:2017年8月28日

後ろの車がやたら迫ってきています。

後ろから来た車が対向車線にはみ出して迫ってくる。

なぜかパッシングしてくる。

一体何なの?と疑問に思ったことはあるでしょうか。

それは煽られているんです。

煽られる理由は人それぞれでしょうが、軽自動車に乗っているだけで煽られることが多いという意見もよく聞きます。

いったいどんな理由で軽自動車に乗っていると煽られやすいのでしょうか。

1.交通の流れに乗れていない

軽自動車だからという理由だけで無条件に煽られるわけではありません。

プラスアルファの要因があります。

その一つにスピードが遅いことがありますが、それが大きな要因になっています。

スピードといっても単に最高速度の話だけではなく、加速力も大いに関係しています。

加速力は目標の速度に到達するまでに時間がどれくらいかかるかということです。

軽自動車はパワー不足で早い速度で走ることや素早く加速することが苦手です。

この場合は制限速度を超えているとか、守っていることとは無関係で、単純に前の車について走れていない状況、つまり、交通の流れに乗れていないことが煽られる最大の原因になっているのです。

特に上り坂はパワー不足が顕著に現れる場所なので、注意してください。

後続車が迫ってきているようであれば、アクセルを踏み足すことが必要です。

2.軽自動車には怖い人が乗っている可能性が低い

明らかに怖い人たちが乗っていそうな高級車に、わざわざケンカを売るような真似は普通はしないですよね。

もしトラブルにでもなれば面倒なことになると思うわけです。

逆にそういった怖い人たちが普通の軽自動車に乗っている可能性は低いのです。

軽自動車に乗っている人のイメージは女性や高齢者です。

そういった人が車を止めて文句を言ってくることは考えにくいですし、もしトラブルになっても何とかなると思うのです。

そういった理由で煽り運転をして道を譲れと主張されやすいという訳です。

という訳で後ろから来た車が、早く前に進みたいと思っていたり、少しでもスピードが遅かったりすると煽られやす状況になっているのです。

3.軽自動車はイメージ的に格下に見られやすい

高速道路の制限速度は今でこそ普通車と同じ100㎞/hですが、10年以上前は軽自動車は80㎞/hの制限速度の時代がありました。

その名残で、やはり軽自動車は遅い車のイメージがあり、追い越し車線を走っていると「軽自動車はどきなさい」オーラを出しながら走ってくる普通車も多いです。

要するに普通車とは「違う車」として、格下に思われているのです。

また、実際に軽自動車は速く走ることが苦手で、高速道路では特に車の性能の差が出やすいです。

高性能車から見れば格下と思われてしまうため、煽られやすい状況になっていると言えます。

4.軽自動車はゆっくり走る先入観が強い

一部のスポーツタイプは別にして、軽自動車は速く走ることを目的に作られていません。

取り回しがしやすかったり、維持費が安かったりと実用性を重視した作りになっています。

このような用途を考えると、前述したように女性や高齢者が所有していることが多いです。

女性や高齢者はどちらかといえば安全運転で、スピードを控える人が多いでしょう。

こういったイメージがあり、軽自動車はゆっくり走るという先入観があります。

たとえ、制限速度を守っていても「前の軽自動車は走るのが遅いな」と思われてしまいがちです。

そのため後続車がイライラして、煽り運転をしてしまいます。

5.脇道から出てきたときの加速が遅く後続車にブレーキを踏ませてしまう

コンビニの駐車場から出るときや脇道から本線に合流するときなど、車の列が長く続いているとついつい少々無理な割り込みをすることがあるでしょう。

割り込みをしたときに、アクセルをしっかり踏んで加速して交通の流れに早く乗ることが、交通の流れを乱さないためには大切ですが、そこは軽自動車の苦手とするところです。

目一杯アクセルを踏んでもなかなか目標速度に到達しません。

速度域が高い幹線道路ならなおさら難しいです。

そのため後続車が割り込みをされたと感じてイライラし、さらにブレーキを踏まされたと感じることでさらにイライラします。

イライラすると運転が荒くなり、煽り運転につながっているのです。

軽自動車が煽られやすい理由を知ろう

以上のような特性があることで、軽自動車が煽られやすくなっています。

しかし、結局煽り運転をしてくる人はなぜそのような危険な運転をして、何を望んでいるのでしょうか。

それは道を譲って欲しいだけです。

煽り運転をしている人は、イライラして車間距離を詰めており、下手をすると追突される危険性もあります。

そんなことにならないためにも「もしかして煽られてる?」と感じたら、道路の端によって速度を落とし、ハザードを出して道を譲ってあげましょう。

そうすることで無用な精神的な不安や事故の可能性を軽減できるのですから。


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