高級車の運転マナーが悪い理由とは。なぜレクサスやBMW、アウディなどで運転マナーが悪かったりするのか

最終更新日:2019年10月14日

高級車に乗っている人の中には「ちょっとこれはひどい」と思ってしまうような、運転マナーが悪いドライバーがいます。

高級車の運転マナーが悪い理由はいくつもありますが、メンタル的なものと、技術的なものと両方が絡んでいるのです。

下手に事故にあったりしないように、用心することが大切です。

1.「高級車に乗っている自分は偉い」と傲慢になっている

高級車の運転マナーが悪い理由で、一番は「高級車に乗っている自分は偉い」と思い込んで、傲慢になっているということです。

高級な車に乗っている自分は、社会的ステータスもあるので、優先すべき人間であると勘違いしているのでしょう。

高級車を購入するためには、確かに普通車よりもお金が余分にかかります。

車の代金自体も高いですし、維持費もそう安くはありません。

高級車に乗っている人は「自分にはそういう車に乗るだけの経済力がある」と自信を持っていて、その気持ちが運転マナーにも出てしまっているのです。

普通車や軽自動車に乗っている人も、実は経済的に余裕があって社会的地位が高い人もいるはずです。

しかし、高級車に乗っていてマナーが悪い人は、物事を表面的にしか見ることができません。

たまたま道路で車線の譲り合いなどをしなければならない時など「普通車のくせに」とか「軽自動車は隅っこを走ればいいのに」という余殃な気持ちがモロに出てしまい、運転マナーが悪くなってしまって、周りの顰蹙を買ってしまいます。

高級車に乗っている自分はえらいそういう勘違いが、高級車に乗っている人の運転マナーをしばしば悪質なものにしてしまうのでしょう。

2.高級車は車のサイズが大きくて上手に運転できない

高級車の運転マナーが悪い理由の一つに、単に運転に慣れていないということがあります。

高級車は車のサイズが普通よりも大きく、慣れていない人は上手に運転することができません。

高級車に乗っている人が、昔から同じ車に乗り続けているとは限りません。

もしかしたらつい最近買い替えをしたばかりで、まだ新しい車をそう何回も運転していないということもあります。

また、普段から電車やタクシーばかりを使っていて、実はあまり車に乗ることはないという人もいるでしょう。

そういう人達は、運転マナーに気を付けようと思っていても、運転技術が追い付かないでいるのです。

車のサイズが大きいうえに「高い車だから傷つけたりしないようにしないと」といったプレッシャーがかかることもあります。

そうなると、ともかくただ車を転がすだけで精一杯で、運転マナーに聞いを配るどころではなかったりします。

「あの車、運転マナーが悪い」と思った時、もしかしたら高級車に乗っている本人も焦っているのかもしれません。

「あ、またはみ出してしまった」とか「無理に割り込んでしまった」と慌てていて、車の中でドキドキしているかもしれないのです。

3.「高級車」ということで回りが避けてくれるので段々とマナーが悪くなってしまった

高級車の運転マナーが悪い理由にあるのが「周りが避けてくれる」というものがあります。

周囲の車が高級車と接触したくないばかりに、いつも道を譲ってくれていたりすると、段々と横柄な運転になってしまうことがあります。

最初のうちは、周りの迷惑にならないようにきちんと運転していても、いつの間にか運転マナーが悪くなってしまうことがあります。

そういう人は、いつも周囲の車が自分の車を避けてくれているので、それが当たり前になってしまっているのです。

運転していて近くを明らかに「高級」そうな車が通っていたら、当然ドライバーは事故にあわないように、下手に接触したりしないように、いつも以上に車間距離をとるようになるでしょう。

普通の車であっても、事故になったら気まずいですし、色々な処理が大変です。

しかし高級車は「高い車」だけあって、金銭面の負担がとても大きく、絶対ぶつけたりしたくない。

と思ってしまう車です。

高級車に乗って走っているうちに、いつもいつも周りの車がよけてくれたりしているのを覚えてしまうと、運転マナーが悪くなってしまうでしょう。

いざという時に「きっと譲ってくれるだろう」と思って強引な運転をしてしまい、周りからうんざりされてしまいます。

4.高い車に乗っているので気が大きくなってしまっている

高級車の運転マナーが悪い理由で「気が大きくなっている」というものがあります。

高い車に乗っているので、何となく気持ちがハイになってしまって、それで横暴な運転をしてしまうのでしょう。

高級車は値段が高い分、乗り心地も抜群です。

座っていても疲れないですし、音楽をかければ音響も良く、楽しい気分で運転をすることができるでしょう。

そういう時、人は知らず知らずのうちにだんだんと気が大きくなってしまいます。

そうすると、細かいところまで気を配るのが難しくなってしまい、運転マナーにもそういう気持ちが出てしまいます。

高級車に乗っている本人は気分よく運転していても、周囲の車は「運転マナーが悪いな」とイライラしているかもしれません。

高級車に乗って運転マナーを悪くしないためにも、時々周囲の車へ迷惑をかけていないか、ちょっと様子を伺うようにしてみましょう。

高級車の運転マナーが悪いのには理由がある

高級車の運転マナーが悪い理由は、色々なものがあります。

運転マナーが悪いことに、意外と本人は気が付いていない場合もあります。

人に迷惑をかけたりしないためにも、時々は「運転マナーが悪くなっていないか」ということを考えるようにしてみましょう。

そうすれば、例え高級車に乗ることがあっても運転マナーの良い「優良ドライバー」でいることができるはずです。


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