セカンドカーに軽自動車を持つメリットとデメリット

最終更新日:2017年8月27日

ちょっとお出かけしようかなというとき、自動車を持っているのに何らかの理由で乗るのをためらってしまって結局別の手段で行ったという経験はありませんか?

そんな状況、ひょっとしたら軽自動車をセカンドカーにすることで解決できるかもしれません。

今回はセカンドカーを軽自動車にすることのメリットとデメリットについてご紹介します。

1.軽自動車であれば狭い駐車場もラクラク

普通車と軽自動車の違いは色々ありますが、いちばん分かり易いのは車の大きさの差ではないでしょうか。

軽自動車は単に車体のサイズが小さいだけでなく最小回転半径が小さいものが多くなっています。

この最小半径とはハンドルを一杯に切ったまま、どれだけ半径を小さく回転できるかを測ったものになります。

最小回転半径が小さいことによりコンパクトに曲がれるようになり、特に駐車の際はスムーズに狭いスペースに入れることができます。

もちろん車自体のサイズも小さいものが多いので、今までは「ちょっと怖いなぁ」と入るのを躊躇していた狭い駐車スペースも使えます。

「あそこのお店の駐車場狭いから」という理由で敬遠していたところにも安心していけますね。

2.維持費が普通車より安い

軽自動車は特に自動車税が安くなっています。

2017年時点では最高でも年間10,800円で普通車の1/3以下に収まるほどです。

自家用の貨物に分類される種別ですとなんと年間5,000円になります。

先程比較対象にした普通車ですが、排気量の大きい3ナンバーのものと比較するともっと差が大きくなります。

車に乗っていれば当然消耗してくるタイヤやオイルやバッテリーの交換なども一般的に普通車より安くなっていますし、故障の際の修理費なども普通車に比べて安く抑えられます。

普段からよく利用するのなら、乗ることで消耗してまうタイヤなどの交換費用が安いほうに乗った方がお得ですよね。

任意保険の料金も普通車より安くなっている事が多く、保険会社によっては「セカンドカー割引」というものをやっているところもありますのでそちらが使えればかなりの節約になります。

3.ガソリン代が節約できるかも

こちらも軽自動車のほうが節約できることが多いです。

ただしメインで乗っている車がハイブリッドだったり、コンパクトカーなどの燃費の良さを売りにしたものであった場合ほとんど差がなかったり車種によってはマイナスになってしまうこともあります。

それでもメインで乗ってる車が大排気量の車や少し古い型のものであればガソリン代を半分以下に減らせることも多いので自分が乗っているメインの車と比較してみることをオススメします。

走り方にもよりますが、郊外ならカタログに記載されているkm/lより1~2割、完全な都市部であれば2~4割くらい引いたものが実際の燃費になることが多いので注意してください。

高速道路や有料道路の料金が軽自動車の方が安いのもポイントです。

(一部ですが同じとなる有料道路もあります。

)

4.セカンドカーで自由な空間を作る

こちらはセカンドカー特有のメリットです。

メインの車であれば家族を乗せたりしますし、ひょっとしたら家族が1人で使うこともあります。

セカンドカーで普段は自分だけが使うような場合なら、自分好みの空間にカスタマイズできます。

例えば車用の消臭剤をアロマにしてみたり、ハンドルカバーやティッシュボックスカバー、ルームミラーカバーやその他のアクセなどをつけてみたり自分の自由にできます。

もちろんお気に入りの曲をずっとかけておく事もできます。

普段使いでいつも使う車だからこそ自分に合った環境にして快適に運転ができるようにしたいですよね。

5.新たに駐車場が必要になるデメリットも

こちらはデメリットのお話になります。

2台目を持つことで当然セカンドカーを停めるスペースが必要になります。

郊外の方で持ち家の方は自宅の庭などに置けますが、そうでない場合駐車場を借りなくてはなりません。

そうなるとやっぱり追加で費用がかかってしまいますよね。

それでも軽自動車の場合のみ普通車より安く提供しているところもありますので、近くにそんな月極駐車場があれば安く済ますことができます。

セカンドカーを普通車で考えている方でしたら、当然普通車でも駐車場代はかかりますのでデメリットにはなりませんし、軽自動車のみ安くなる駐車場もあるので安く抑えられる事もありえます。

6.軽自動車は定員が少ない

こちらも軽自動車のデメリットです。

軽自動車は法令で定員が4人までと定められているので乗れる人数が限られてしまいます。

(12歳未満の子どもは2/3人とし、端数は切り上げて計算します)しかしながら今回はセカンドカーとして軽自動車を持つというお話なので、そのような場合はメインの車を使えば良いでしょう。

ただし軽自動車は最大で660ccと排気量が小さく、4人しか乗っていなかったとしてもパワー不足でちょっと走っていて運転に違和感を覚えるかもしれません。

そのような状況が辛ければ、普段はセカンドカーで人を乗せる時はメインの方の車を使うことにするという使い分けをすると良いかもしれません。

セカンドカーには軽自動車を持とう

軽自動車をセカンドカーにするメリットとデメリットを今回ご紹介しました。

セカンドカーを軽自動車にすることでかかる費用を抑えたり、駐車時のストレスを減らしてドライブが快適に楽しくなれば良いですよね。

しかし軽自動車も良いことばかりではありません。

しっかりと普通車と軽自動車の良いところと悪いところを知り、状況に合わせた使い分けをしていく事を心がけて軽自動車を便利に使っていきましょう。


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